「うつ状態」と「うつ」憂うつで気持ちが沈んで、何もヤル気が起きない・・・・・こういう「うつ状態」は、多くの人が経験します。たとえば、自信をもって臨んだ企画会議で大きなヘマをしてしまい、上司からも同僚からも失笑を買ってしまったとします。 人によって程度の差はありますが、きっと何日かは落ち込んでしまうでしょう。 けれでも時間とともに、「まあしょうがないか・・・・」とあきらめ、憂うつな気分はなくなり、「次に頑張ろう」という気にもなります。 このように、 1、原因がはっきりしていて 2、その原因で憂うつになったことが理解できていて 3、しばらくすると自然に平常の状態に戻る といった場合は、”病気”ではありません。 いわば、「正常範囲のうつ状態」ということができます。 正常な範囲の「うつ状態」か病気かは、とくに3、が重要なポイントになります。 たとえば、常に上司をうまくいっていない、あるいは配偶者とうまくいっていない・・・・ それが原因でうつ状態になっているとしましょう。 自分でそのストレスを処理できているのならいいのですが、 重苦しいうつ状態がいつまでも回復しないで、 眠れなくなったりイライラしたり不安感に襲われたり、 果ては、「死んでしまいたい」とおもうようになると、これは単なる憂うつのレベルではありません。 「うつ病」になっている可能性が高いのです。 正常範囲のうつ状態のときにどうやってうつの原因から遠ざかり、ストレスを解消するか ここがうつ病防止の最大のポイントになります。 まず、自分がどの程度の「うつ」もしくは「うつ状態」なのかを診断してみましょう。 ---------------------------------------------------------- 心理療法・カウンセリングのオレンジ物語 お気軽にご質問ください→こちら |